Pocket WiFi(モバイルルーター)の登場で、固定回線から乗り換える人が増えています。
Pocket WiFiの通信規格はLTEが主流ですが、WiMAXと言う通信規格も人気です。
LTEとWiMAX、それぞれの通信規格は似ていますが、違いもあります。
そこで、Docomo系列のXi、SoftBank系列のY!mobile、KDDI系列のWiMAX、それぞれのPocket WiFiのプランを比較してみましょう。
ちなみに、WiMAXの契約を行うと、WiMAX、WiMAX 2+、au 4G LTEの三種類の回線を利用する事が出来ます。
XiとY!mobile、そして、au 4G LTEはLTE回線、WiMAXとWiMAX 2+はWiMAX回線を使用します。
つまり、WiMAXの端末はWiMAX回線とLTE回線の両方が使用出来るハイブリッド構造となっています。
それを踏まえた上で、LTEとWiMAXの比較表をご覧下さい。
通信回線 | ダウンロード | アップロード | 速度制限 | 制限解除追加料金 | 月額料金 |
---|---|---|---|---|---|
Xi | 150Mbps | 50Mbps | 1ヶ月で7GB 3日で1GB(混雑時) |
2GBごとに2,500円 | 1,900円 |
Y!mobile | 165Mbps | 10Mbps | 1ヶ月で7GB 3日で1GB |
500MBごとに500円 | 3,696円 |
WiMAX | 40Mbps | 15.4Mbps | 無し | 無し | 3,696円 |
WiMAX 2+ | 110Mbps | 10Mbps | 3日で1GB(混雑時) | 無し | WiMAXの料金に含む |
au 4G LTE | 75Mbps | 25Mbps | 1ヶ月で7GB 3日で1GB(混雑時) |
無し | 1,005円(使用した月のみ) |
LTEとWiMAX 2+、それぞれの通信サービスを展開するXiとY!mobileとWiMAXの比較表をご覧頂きました。
データから色々と読み取れるとは思いますが、実用性を表す上で最も重要なのは速度制限です。
LTEは、ユーザー一人ひとりの通信量に制限を掛けて規制しています。
1ヶ月に7GB、もしくは、3日間で1GB以上の通信を行ったユーザーに対しては、通信速度を128Kbpsに制限する措置を行っています。
多くのユーザーが、高画質な動画を無制限で再生し続けていると、回線全体に負荷がかかってしまいます。
もし、通話分の帯域まで脅かされてしまうと、通信会社は信用問題に関わってしまいます。
ですから、LTEは速度制限を設け、ユーザーの通信量に制限を掛けているのです。
一方、WiMAXはインターネット専用の通信網ですから、通話分の帯域を確保する必要はありません。
ですから、ある程度、通信量には余裕があります。
その結果、WiMAXには速度制限が設けられていないのです。
そうなると、気になって来るのが、1ヶ月に7GB、もしくは、3日間で1GBの通信量が、一体どれほどのものなのかと言う事です。
分かりやすいのが動画でしょう。
YouTubeのHD動画を2時間見続けると、それだけで7GBを超えてしまいます。
たった2時間で、1ヶ月分の通信料を使いきってしまうのです。
また、僕のように朝から晩までインターネットを使用し続けるようなヘビーユーザーの場合、2日半で7GBの通信量を超えてしまいます。
ですから、7GBの通信量は、家のメイン回線としては全然足りません。
複数人でインターネットを楽しむ場合は、もっと早く7GBの通信量に到達してしまうでしょう。
自宅には光回線やADSLが引いてあり、あくまでも外用としてPocket WiFiを使用する分には問題無いでしょう。
ただし、通信料を二重払いしているようなものになりますから、非常に勿体無いです。
WiMAXならば、光回線やADSLは不要となり、通信費の節約になるのですが・・・。
と言う事で、LTEとWiMAXのどちらが実用的かと問われると、断然、WiMAXの方が実用的なのです。
LTEとWiMAXの比較表をご覧頂いたと思います。
スペック上では、XiやY!mobileの通信速度よりも、WiMAX 2+の通信速度の方が遅いです。
とは言え、WiMAX 2+の通信速度は、光回線とほぼ同等の通信速度なのです。
光回線の通信速度が遅いと言う話は、あまり聞いた事がありませんよね?
そうなのです。
WiMAX 2+の通信速度である110Mbpsは、十分過ぎる通信速度なのです。
それどころか、WiMAXの通信速度である40Mbpsでも、既に、十分な通信速度を確保する事が出来るのです。
WiMAXの通信速度はADSLと同等なのですが、このネット環境でも普通に動画が観れますし、Skypeも問題無く通話出来ます。
実は、WiMAX 2+や光回線の通信速度は、オーバースペック気味なのです。
ましてや、XiやY!mobileほどの通信速度は、実際、必要無いのです。
とは言え、通信業界は高速通信化の方向へと進んでいて、WiMAX 2+も2015年には通信速度が220Mbpsに引き上げられ、2018年には、光ネクスト隼と同等の通信速度である1Gbpsになる予定です。
そこまで通信速度を速くして、一体何が変わるのかは分かりませんけどね・・・。
WiMAXやWiMAX 2+の回線は高周波数帯域を使用しています。
その性質上、障害物に当たると反射をしてしまいます。
ですから、室内に電波が届きにくいと言う問題を持っています。
一方、LTEはプラチナバンドと呼ばれる低周波数帯域を使用しています。
その性質上、障害物にぶつかっても、そのまま貫通したり、回り込んだりします。
ですから、室内でも電波が届きやすいと言う特性を持っています。
では、WiMAX 2+は室内では使用出来ないのかと言うと、そうでもありません。
WiMAXの基地局は、急速な早さで増えています。
ですから、室内でも、きちんとWiMAXの電波は届きます。
仮に、WiMAXの電波が届かなくても、WiMAX端末はau 4G LTE通信の切り替えが出来るようになっています。
ですから、WiMAXの契約を行ったのに、WiMAX端末が通信出来無いだとか、そう言う事はありません。
詳しくは、WiMAXの公式サイトをご覧下さい。
※当サイトでご紹介している情報の中には、毎月、大幅に内容が変更されるものもございます。その関係上、記事の情報の正確性は保証出来かねます。正確性の高い情報に関しましては、最新記事をご覧頂くか、公式サイトにてご確認下さい。
3WiMAX
25
@nifty WiMAX
auひかり
BIGLOBE WiMAX
Broad LTE
Broad WiMAX
CALL FORCE
DIS WiMAX
DTI WIMAX
GMO WiMAX
NEXT
NNコミュニケーションズ
novas WiMAX
OCN光
PEPABO WiMAX
RaCoupon WiMAX
So-net wimax
So-net 光
Tiki WiMAX
UQ WiMAX
インソムニア
シナジーパートナーズ
ジェイ・コミュニケーション
ネットナビ
ビッグローブ光
フレッツ光
プロバイダ
ベストリンク
ユーエヌ
ラプター
リタ
レジェンド
代理店 WiMAX (406)
光回線 (21)
WP Cumulus Flash tag cloud by Roy Tanck requires Flash Player 9 or better.